[ワシントン 13日 ロイター] – 20カ国・地域(G20)議長国インドのシタラマン財務相は13日、暗号資産(仮想通貨)に関するいかなる新規制も国際的に協調して行う必要があるとの見解がG20諸国間でより広く受け入れられつつあると述べた。

G20財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で「G20とそのメンバーは、単独の国が独自に暗号資産に対応することはできないという見解で一致している」と語った。

中央銀行の後ろ盾のない暗号資産は、下落してマクロ経済の不安定化を招く可能性があるとも指摘した。

シタラマン氏は、今回の会議で共同声明や議長声明の発出は予定していないと述べた。