13日、パレスチナ自治区ガザからイスラエルに向けて発射されたロケット弾(AFP時事)
13日、パレスチナ自治区ガザからイスラエルに向けて発射されたロケット弾(AFP時事)

 【カイロ時事】イスラエルとパレスチナ自治区ガザの武装組織「イスラム聖戦」は13日、エジプトの仲介で、9日から続いていた攻撃の応酬を終結させることで合意した。イスラエルのメディアが報じた。ただ、戦闘停止時刻とされる13日午後10時(日本時間14日午前4時)を過ぎても攻撃が行われたとみられ、合意の実効性は不透明だ。

 報道によると、イスラエル首相府は合意後に声明を出し、「攻撃や挑発行為を受ければ、自衛のために必要なことは何でもする」と警告。イスラム聖戦側も声明で、イスラエルが攻撃すれば応戦すると強調した。