[11日 ロイター] – トランプ前米大統領が機密文書持ち出しで起訴された事件で、同氏と付き人のウォルト・ナウタ被告が初公判延期を裁判所に要請したことが、トランプ氏の弁護士による提出文書で10日に分かった。

連邦地裁は初公判を8月14日に設定したが、検察側が12月11日への延期を既に要請している。

トランプ氏の弁護士は、12月の公判でも準備のための合理的な時間は確保できないとし、検察の要請は「非現実的」と主張。現在の公判期日を撤回し、新たな期日についても検討を延期するよう求めた。