[ワシントン 10日 ロイター] – 米海兵隊はバーガー総司令官が10日に退任したが、後任候補のエリック・スミス副司令官は共和党議員の反対で上院の承認が得られず、「代行」として司令官に就いた。米海兵隊のトップが代行となるのは約100年ぶり。

米国防総省の報道官によると、米海兵隊が総司令官代理を置くのは1910年12月1日─11年2月2日の2カ月間以来。

スミス氏はバイデン大統領から次期総司令官の指名を受けているが、上院の承認が得られるまでは大きな判断は避ける見込み。

米上院のダバービル議員(アラバマ州選出)は、米兵が人工妊娠中絶を受ける際の費用を米国防総省が負担していることに抗議し、スミス氏の昇格など一連の米軍高官人事案件の承認に反対している。

オースティン国防長官はバーガー氏の退任式で総司令官交代の遅れを批判。「トップが承認を受けてスムーズかつ適切なタイミングで交代することは国土防衛の要だ」と訴え、上院が責務を果たすことを望んでいると述べた