[ガンディナガル(インド) 18日 ロイター] – 18日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、一部の参加国がロシアによる黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)からの事実上離脱を非難したと、議長国インドのシタラマン財務相が18日述べた。

記者団に対し「一部の参加国は黒海の通航を停止したり中断したりすべきではなかったと非難した」と指摘。ウクライナでの戦争に関する表現を巡り参加国の合意は得られなかったとした。

ロシアは17日、黒海イニシアティブの履行停止を発表した。

G20財務相・中央銀行総裁会議は共同声明を発表することなく2日間の協議を終了。ただインドは議長総括を取りまとめた。