ベラルーシ東部にあるロシア民間軍事会社ワグネル用の拠点=7日、モギリョフ州ツェリ(AFP時事)
ベラルーシ東部にあるロシア民間軍事会社ワグネル用の拠点=7日、モギリョフ州ツェリ(AFP時事)

 ベラルーシの独立系メディアは22日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が現地で会社登記を行ったと伝えた。新会社の所在地はベラルーシ東部モギリョフ州で、ワグネルの新たな拠点と同じ場所とみられる。事業内容は「不動産管理」というが、詳細は不明だ。

プリゴジン氏、ベラルーシで演説 またロシア国防省批判

 プリゴジン氏は6月下旬に武装反乱を起こしたが、ベラルーシへの出国を条件にプーチン政権から免責を約束された。ワグネル戦闘員は既に「最大2500人」(独立系監視団体)がモギリョフ州に移動し、ベラルーシ軍に訓練を施している。ワグネル指揮官によると、人数は今後1万人に増える見通しという。