[ワシントン 24日 ロイター] – 米ホワイトハウスは24日、共和党が支持する国防予算法案が提示されれば、バイデン大統領は拒否権を発動する考えと発表した。

ホワイトハウスは声明で、共和党のマッカーシー下院議長と共和党はバイデン政権が受け入れられない歳出削減を推し進めていると指摘。2024年9月30日に終了する会計年度の軍事建設や退役軍人省の関連予算案の下院通過に強く反対するとした。

農業・保健歳出法案については、再生医療へのアクセス削減や気候変動対策の縮小、LGBT(性的少数者)コミュニティーの安全性低下など「破壊的な結果」をもたらす条項が含まれているとした。この法案についてもバイデン大統領が拒否権を発動するとしている。