米グーグルは３０日、日本で生成ＡＩ（人工知能）を搭載した新たな検索サービス「ＳＧＥ」を試験的に始めた。５月に提供を始めた米国に続き２か国目となる。検索結果の概要をＡＩが独自に提示するのが特徴だ。
新サービスは、従来のグーグルの検索サービスや生成ＡＩサービス「バード」とは別に運用する。利用者は、「サーチ・ラボ」に登録することで、スマートフォンやパソコンで無料で使える。
従来の検索は、関連サイトのリンクを表示するだけだったが、新サービスでは、ＡＩが独自に概要を回答する。利用者は回答に対して“再質問”できるという。
検索サービスへの生成ＡＩでは、米マイクロソフトが今年２月から「Ｂｉｎｇ（ビング）」で搭載している。
