米下院議長にジョンソン氏、共和保守派 約3週間の混迷収束

[ワシントン 25日 ロイター] – 米下院は25日、共和党の保守派マイク・ジョンソン議員(51)を次期下院議長に選出した。賛成220票、反対209票の賛成多数で決定され、今月3日以降不在となっていた議長ポストがようやく埋まることになった。

ジョンソン議員はルイジアナ州選出の弁護士。トランプ前大統領からの支持も受けていた。投票直後に声明を発表し、下院の信頼回復と保守派政策の推進、同盟国支援に向けた意欲を表明した。

下院の勢力は共和党221、民主党212となっており、法案採決において造反はほとんど許されない。

2016年に初当選したジョンソン議員は、ここ数十年で最も経験の浅い下院議長となる。このため政敵が少なかったことも、議長選出の一助となった。