米民主フィリップス議員が大統領選出馬、高齢不安のバイデン氏に挑戦

[27日 ロイター] – 米民主党のディーン・フィリップス下院議員(ミネソタ州選出、54)は27日、2024年米大統領選に向けた同党の候補者指名争いに出馬すると表明した。高齢が不安視され、支持率が低迷する現職のバイデン大統領(80)に挑戦する。

フィリップス議員はオンラインに投稿した動画で「経済を修復し、米国を修復する」と述べ、出馬を表明。27日にニューハンプシャー州で選挙活動を始動する計画。

今年8月には、来年の大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領の恐怖心をあおる行動に否定的な見方を示しつつも、偉業をなしてきたバイデン氏が次の世代に「バトンを託す」べきとも述べていた。

フィリップス氏は政界入りする前は実業家で、ジェラート会社を創業した経歴もある。