▽ウクライナ国民、軍の追加動員に賛否 「西側の支援不可欠」の声<ロイター日本語版>2023年12月21日午前 4:29 GMT+93時間前更新

ウクライナ国民、軍の追加動員に賛否 「西側の支援不可欠」の声

[キーウ(キエフ) 20日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領が19日、軍による45万─50万人の追加動員提案を明らかにしたことを巡り、国民の間では複雑な受け止めが聞かれている。多くは、ロシアと戦うためにはより多くの軍隊が必要との点に同意しているものの、西側諸国からの軍事支援が拡大されない限り無意味だという意見もある。

ゼレンスキー大統領は、これは「非常に慎重に扱うべき」問題であり、軍と政府が議論して議会に提示するかを決定すると語った。 もっと見る

こうした動きは反対する人々からの反発を招く恐れもある。

キエフ国際社会学研究所のアントン・フルシェツキー事務局長は、ウクライナ国民の65%以上がさらなる大規模な動員を強く支持するか、どちらかと言えば支持するとの世論調査結果を提示した。しかしこの数字は、戦時下において「社会的に望ましい」対応を望む人々によって歪められている可能性があるとも指摘した。

ある27歳男性は、大規模な動員を歓迎するとしながらも、一般の人々は徴兵されることを恐れており、自動的に激戦地に送られると思っているため、先に軍の予備役が強化されるべきだと語った。

37歳の会社員の女性は、兵士の補充よりも海外からの軍事的・財政的援助を確保することの方が重要だと指摘。「人を動員するだけでは十分ではない。西側諸国、米国の支援が必要だ」と述べた。

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