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[ロンドン 19日 ロイター] – 代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインが19日、マイニング(採掘)報酬がこれまでの半分となる「半減期」を迎えたことが、コインゲッコーのデータで明らかになった。
通算で4回目となった今回の半減期直後のビットコイン価格は0.47%程度の下落と落ち着いた値動きだった。
半減期を迎えると報酬減少に伴ってマイニング意欲が後退し、供給量が減るため、ビットコインの希少価値がさらに高まる、というのが強気派の意見だ。
実際に2012年と16年、20年の半減期の後にはビットコインの高騰局面が訪れたため、再び値上がりすると期待する声も聞かれた。一方で3月に最高値を更新するなど既に買いが活発化していただけに、一段の上昇余地は乏しいとの見方も少なくない。
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