▽NATO加盟国、ウクライナ支援強化 総額350億ドル<ロイター日本語版>2026年2月13日午前 7:31 GMT+9

[ブリュッセル 12日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は12日、NATO加盟国が米兵器を購入してウクライナに供与する「ウクライナ優先要求リスト(PURL)」の枠組みに対し、NATOが支援を行うと明らかにした。
NATO加盟諸国はこの日、ブリュッセルで国防相会議を開催。ルッテ氏は英国、ドイツ、ウクライナの国防相との共同記者会見で、英国、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、リトアニアの貢献に感謝の意を表した上で、近いうちにさらなる拠出の確約があることを期待していると述べた。具体的な国名については言及しなかった。
またドイツのピストリウス国防相は12日、同じくブリュッセルで開かれたウクライナ防衛連絡グループ(UDCG、ラムシュタイングループ)の会合後、他国が合計30基の迎撃ミサイル「PAC3」を提供した場合、ドイツはウクライナに5基を追加供与することを明らかにした。
ピストリウス氏は「われわれは皆、これが人命を救うことだと理解している」と言及。パトリオットの発表はまだ各国政府によって承認されていないものの、ウクライナへの合計35基の「PAC3」供与の実現については「非常に楽観的」との見方を示した。
広告 – スクロール後に記事が続きます
さらに、ヒーリー英国防相はラムシュタイングループの会合で、英国と同盟国がウクライナに対して総額350億ドルの軍事支援を約束したことを明らかにした。
ノルウェー政府は、ウクライナへの軍事支援として、42億ノルウェークローネ(4億4325万ドル)を拠出することに同意し、フランスが約30億クローネの融資を保証したと発表。
ノルウェー国防相は声明で「この合意に含まれるプロジェクトはウクライナの重要な優先事項に合致するものであり、ウクライナ国防省との緊密な協議を経て特定された」と述べた。
ノルウェー政府によると、フランスとノルウェーの合意には、フランスの防衛産業からの大量の空対地兵器などが含まれる。
