
[ロンドン 12日 ロイター] – 国際エネルギー機関(IEA)は12日、2026年の世界の石油需要が想定より緩やかな伸びにとどまるとの見通しを示した。1月には一部で供給不安が生じたものの、市場では依然として大幅な供給過剰が続く見通しという。
IEAの月例報告によれば、26年の世界の石油供給量は需要を日量373万バレル上回る見込み。これは世界需要の約4%に相当し、他の予測よりも高い水準となる。
26年の世界の石油需要は日量85万バレル増と予測され、前月見通しから8万バレル下方修正された。IEAは「経済の不確実性や石油価格上昇が消費を抑制している」と説明する。
供給は需要を上回るペースで増加。石油輸出国機構(OPEC)プラスが25年4月以降、生産を拡大しているほか、米国、ガイアナ、ブラジルなども増産している。
IEAは26年の世界の石油供給見通しを前月の日量250万バレル増から240万バレル増に下方修正したが、依然として需要の増加ペースを上回っている。
