内閣府のホームページから転載した日本の将来推計人口

内閣府のHPより

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると日本の人口は2050年には9708万人となり、1億の大台を割り込む。そして、2060年には8674万人まで減少する。現在の人口は1億2000万人強だから、2060年には現在の8割程度の人口規模になる。

20%人口が少ない世界はどんな世界なのか。時々、雑踏に身を置きながら考える。朝の通勤地獄は解消され、高速道路や一般道の渋滞もなくなる。人気商品の特売セールに群がる消費者の数も減るだろう。反対に受験競争はなくなるどころか、一流の高校や大学目指して受験生が殺到。生き残りをかけた教育熱が強まり、高校や大学の格差はますます拡大する。負け組の学校は公立、私立を問わず廃校を余儀なくされるはずだ。

可能性は低いが人口が減らない可能性もないとは言えない。世界中に広がった日本ブームを背景に訪日外国人が急増。日本国籍を取得する外国人が増えて人口の減少に歯止めがかかる。連れて政府はかねて懸案となっていた移民政策の導入に踏み切る。10年で1000万人の外国人が帰化すれば、40年後の2060年に帰化・日本人は4000万人になる。そうなると、2060年の日本の人口は1億3000万にをこえ現在とほとんど変わらない。

帰化する外国人が増えると消費は増える。自分たちの身の回りの生活用品をはじめいろいろな分野で需要を喚起する。出身国の家族や友人に贈り物をするだけで消費は活性化する。ほぼ単一民族の日本が陥った八方塞がりともいうべき消費の低迷はいっぺんに吹き飛んでします。半面、帰化人との生活上のトラブルが頻繁におこり、日本社会が営々と築き上げてきた安定して落ち着いた社会は維持できなくなるかもしれない。

いろいろなことを感がながらグラフを見ると日本の未来がみえてくる。