[ソウル 28日 ロイター] – 聯合ニュースは28日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が今週、中国を非公式訪問し、習近平国家主席と会ったと報じた。金委員長は、李雪主夫人とともに25日から28日まで中国を訪れたという。中国の新華社も、金委員長が習国家主席と会談したと報じた。

金委員長にとっては、北朝鮮の最高指導者の地位を継承した2011年以来、初の外遊とみられ、今後の米韓との首脳会談に向けた準備との見方が出ている。金委員長と習国家主席が、北朝鮮の核開発問題に関して協議したかどうかは報じていない。核開発により北朝鮮は、国連から厳しい制裁を受けており、中国もこれを支持している。