習氏が国家主席に就任した2013年以降に一部は売却されたが、張氏が購入した推定約3億香港ドルの一戸建て住宅などは依然所有しており、習氏の親族が香港を訪れた際に利用されているという。

同紙は、習氏の最側近とされる栗戦書・全国人民代表大会常務委員長(国会議長)の娘など、中国幹部の親族らも香港に不動産を所有していると報道。ただ近年は、蓄財場所としては香港より海外の方が安全だとして、親族らによる香港での不動産投資は減少傾向にあるという。(共同)