[ニューヨーク 26日 ロイター] -ニューヨーク外為市場では米株価が反発したことでドルが主要通貨に対して上昇した 。ただ英国、ドイツ、フランスなどの主要国の市場がが引き続き休場となっているため、 商いは薄かった。

米株価は主にハイテク株が買われたことで約2%上昇。ウエルズ・ファーゴ(ニュー ヨーク)の外為ストラテジスト、ニック・ベネンブローク氏は「株式市場が一時的な安定 を回復するとの感触が出始めている」と指摘。ただ「米国の政治ニュースに注目が集まる なか、市場参加者は慎重な姿勢を崩していない」と述べた。

トランプ米大統領は前日、メキシコとの国境沿いに壁を建設するための財源が確保で きるまで一部政府機関の閉鎖は続くとの見解を表明。このほか、連邦準備理事会(FRB )の金融引き締めを再び批判するなどした。

オアンダのAPAC取引責任者、スティーブン・イネス氏は「トランプ大統領による FRB批判、通商戦争、中国の景気減速、英国の欧州連合(EU)離脱、EUの景気減速 など、懸念事項には枚挙にいとまない」としている。

こうしたなか、この日は米経済諮問委員会(CEA)のケビン・ハセット委員長がF RBのパウエル議長が解任されることはないとの見解を表明。トランプ大統領がFRBを 批判していることで米国株式相場が不安定な展開となっていることに対応したとみられる 。

主要6通貨に対するドル指数は0.43%上昇の96.967。同指数は14 日には1年半ぶりの高値となる97.711を付けている。

ドル/円 
NY午後3 時 111.34/111.37
始値 110.60
高値 111.40
安値 110.29

ユーロ/ドル 
NY午後3時  1.1351/1.1355
始値 1.1382
高値 1.1414
安値 1.1344