• EU離脱、5月の地方選終われば首相にとどまる理由ない-有力閣僚
  • メイ氏は2022年総選挙前の辞任を表明済み、英政治の不確実性継続へ

メイ英首相は欧州連合(EU)離脱を果たした後、年内に首相と保守党党首の座を降りるべきだと、政権中枢にいる複数の有力政治家が述べた。

  メイ氏は保守党党員に対し、2022年に予定されている次期総選挙の前に党首を退く意向を表明済み。だが、向こう3カ月以内に辞任圧力に直面する公算が大きい。

May Aims For Progress on Backstop By Next Week: Brexit Update
メイ英首相Bloomberg

  英国がEUを離脱し、5月2日の地方議会選挙が終了すれば、メイ氏が首相の座にとどまる理由はないと、有力閣僚の1人が非公式に語った。離脱予定日は3月29日。

  別の閣僚の見解に通じた関係者もこの時間的な目安に同意しており、メイ首相は今夏に退任するはずだと話す。その日程であれば、10月の保守党大会に間に合うよう新たな党首を選出できるという。

  ただ、さらに別の有力閣僚によれば、保守党は党指導部に関する内規で、12月より前にメイ氏を引きずり下ろす正式な手段を持たない。メイ氏が自発的に辞任することは決してないだろうと、この閣僚は話した。

  メイ氏退任に向けて時計の針が動き出せば、英国がEUと合意を結んだ上で予定通り3月末に離脱したとしても、英国政治の政治的な不確実さが続く公算が大きいことになる。

原題:Theresa May Is Said to Face Calls to Quit Within Three Months(抜粋)