[シャルムエルシェイク(エジプト) 24日 ロイター] – メイ英首相は、欧州連合(EU)離脱協定案を巡る議会での採決を3月12日までに行う方針を表明し、当初予定されていた今週から延期した。 

27日には依然として離脱に関する一連の採決が実施されるが、メイ首相の協定案は含まれない。 

メイ首相は協定案に反対する向きを満足させる打開策を近く持ち帰るとした上で、欧州首脳らと協議する時間が必要と説明。 

EU・アラブ連盟首脳会議に向かう途中、記者団に対し「離脱協定案の議会採決は今週には行わないが、3月12日までには確実に実施する」と述べた。 

「合意した上での3月29日のEU離脱は、依然として手の届く範囲にある」とも語った。