【ニューヨーク時事】中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)が、自社の製品を米政府機関の調達から排除した「米国防権限法」は米憲法に違反するとして、規制の無効化を求めた訴訟で、テキサス州東部地区の連邦地裁は18日、ファーウェイの訴えを棄却した。

ドイツが5Gでファーウェイを選ぶ理由【コメントライナー】

 同地裁のマザント判事は判決文で「連邦政府との契約は特権であり、憲法上保障された権利ではない」と指摘。米議会には、政府機関がファーウェイから製品を購入することを禁じる権限があると結論付けた。