政府は26日午後にも改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく政府対策本部を設置し、初会合を開く。安倍晋三首相が本部長を務める。これに伴い、同法に基づいて東京都などの都道府県自治体も対策本部をつくり、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための全国的な体制ができるようになる。

政府の対策本部が設置された後、新型コロナが国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合などの要件を満たせば、首相が緊急事態宣言を発令することが可能になる。