【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、ホワイトハウスでの記者会見で、石油輸出国機構(OPEC)やロシアなどによる協調減産への参加を拒んでいたメキシコが日量10万バレルの削減に応じたと明らかにした。大統領は、米国が「メキシコを支援する」と述べた。

 OPECや非加盟の主要産油国で構成するOPECプラスは9日、日量1000万バレルの減産で合意。ただ、ロイター通信によると、OPECの盟主サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、最終的な合意はメキシコの参加にかかっているとの見解を示していた。