【ニューヨーク時事】米製薬大手メルクは31日、米バイオ医薬品企業リッジバック・バイオセラピューティクスと共同開発中の新型コロナウイルス治療薬「MK―4482」について、9月にも大規模な臨床試験(治験)を開始すると明らかにした。当局から承認されれば、米同業ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」と並ぶコロナ治療薬となる。