[ワシントン 4日 ロイター] – トランプ米大統領は4日、国内の新型コロナウイルス感染症による1日の死者が1000人超に達しているものの、感染状況は「制御されている」との認識を示した。 

トランプ大統領は、ニュースサイトのアクシオスのウェブサイトに3日夜掲載されたインタビューで、政権のコロナ対応を擁護。「人々が亡くなっているのは事実だが、われわれができる限りの対応をしていないわけではない。ウイルスは可能な限り制御されている。これは恐ろしい伝染病だ」と語った。 

さらに、コロナ検査の拡充が感染数増加に寄与しているとの見方を改めて示した。 

ツイッターへの投稿でも、引き続き学校再開を呼び掛けた。 

米国の新型コロナ感染症による死者は累計約15万5000人超、感染者も473万人超となっている。ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策顧問を務めるデボラ・バークス氏は2日、CNNに対し、米国の都市部とともに地方にも新型コロナ感染が「異常に拡大」しており、米国は流行の「新たな段階に入っている」との認識を示した。