【ワシントン時事】ポンペオ米国務長官は9日、米国が台湾に対し外交官や軍人同士の接触を自主規制してきたと指摘し、こうした規制を解除すると表明した。「一つの中国」の原則を主張する中国をけん制する動きで、反発を招く可能性がある。

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 声明によると、米政府は数十年にわたり台湾側の当局者との接触を規制する複雑な内規を設けてきた。ポンペオ氏はこうした措置が「中国の共産主義政権をなだめるためだった」と指摘。これまでに国務省が定めた台湾側との接触に関するすべての規則を「無効にする」と表明した。