【ロンドン時事】英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は2日、2022年版「世界大学ランキング」を発表した。トップ10は英米の大学が占めた一方、年々評価を高める中国の大学は今回初めて2校がトップ20入り。日本の最高位は東大の35位だった。

 99カ国・地域の1622校が対象。トップは6年連続1位の英オックスフォード大で、米カリフォルニア工科大と米ハーバード大がタイで2位。米スタンフォード大、英ケンブリッジ大などがこれに続いた。

 中国勢は北京大と清華大が、前年より順位をそれぞれ七つと四つ上げて16位タイでトップ20入り。上位200の国別総合では、前年より3校多い計10校がランクインし、オランダと並ぶ5位タイを記録した。中国当局が締め付けを強める香港からも5校が200以内に入った。

 一方、日本からは東大が前年より一つ順位を上げ35位。京大は七つ順位を落として61位。日本勢で上位200に入ったのはこの2校のみで、他は東北大(201~250位)、大阪大と東京工業大(301~350位)、名古屋大(351~400位)など。

 同誌は「新型コロナウイルスに関する影響力の高い研究を行った大学がランクを急上昇させた。中でも(コロナ関連の研究に活発に取り組んだ)中国がその最大の報いを得た」と分析した。