[19日 ロイター] – 米動画配信サービス大手ネットフリックスが19日に発表した第3・四半期(7─9月期)の契約件数は、韓国のホラー番組「イカゲーム」人気が呼び水となり、438万件増の2億1360万件と、予想を超えて増加した。

ネットフリックスの契約件数は2020年は新型コロナウイルス感染拡大を受けた「巣ごもり消費」需要で増加したが、21年上半期に入ってから伸びは鈍化。ただ、9月17日に配信を開始したイカゲームが大ヒットしたことで、伸びが再び上向いた。第4・四半期もイカゲーム効果は続くと見られている。

ネットフリックスは、新作品をリリースするペースが加速することから、新規契約件数は年末までに850万件増加すると予想している。

第3・四半期決算は、希薄化後の1株当たり利益が3.19ドル。売上高は16%増の75億ドル。