立憲民主党の代表選挙は、19日告示され、選挙戦に入りました。
4人が立候補して混戦模様となるなか、地方議員や党員・サポーター票の動向が勝負を左右する可能性があるとみて各陣営とも支持の拡大に力を入れることにしています。

枝野前代表の後任を選ぶ立憲民主党の代表選挙は、19日告示され、
▽逢坂・元総理大臣補佐官、
▽小川・国会対策副委員長、
▽泉・政務調査会長、
▽西村・元厚生労働副大臣の4人が立候補し、
投開票が行われる今月30日の臨時党大会に向けて、選挙戦に入りました。

19日党本部で開かれた記者会見で4人は、まず、党勢の立て直しに言及しました。

▽逢坂氏は「単に理念や理屈、政策を述べるだけではなく、具体的な地域課題を解決し、その結果の積み上げをしていくことで、党勢を拡大していきたい」と述べました。

▽小川氏は「リベラルの気風を根本とした政党として再び立ち上らせたい。うそやごまかし、偽りと徹底的に対じし、誠実で、うそのない実直な気風を旨とした政党にしたい」と述べました。

▽泉氏は「みずからを反省し、党を再生していかなければいけない。私たちは大きな転換点を迎えており、政策立案型政党というイメージを持ってもらえるようにしていく」と述べました。

▽西村氏は「ボトムアップの政治を再起動するために、代表選挙を契機として、党の立て直しをやっていきたい。新しい政治をつくっていきたいと決意している」と述べました。

20日は、党員・サポーターや女性議員が参加するオンライン集会が開かれる予定です。

選挙戦は混戦模様で、国会議員票では大きな差はつかないとの見方もあるなか、地方議員や党員・サポーター票の動向が勝負を左右する可能性があるとみて各陣営とも支持の拡大に力を入れることにしています。