【北京時事】経営危機に陥っている中国不動産開発大手の中国恒大集団は5日、人民元建て社債の利払いなどに関し、債権者と7~10日にオンラインで協議すると明らかにした。利払い期日と繰り上げ償還日をいずれも6カ月延期する案が話し合われる見通し。

 恒大はドル建て社債の利払いが滞る一方、元建て社債の利払いは期日通りに履行してきた。資金繰りが厳しさを増す中、債務再編に向けて債権者の同意を取り付け、支払い圧力の緩和を目指す。