【シリコンバレー時事】米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが3日発表した2021年10~12月期決算は、純利益が前年同期の約2倍に相当する143億2300万ドル(約1兆6500億円)となり、四半期で過去最高を記録した。出資先の新興電気自動車(EV)メーカー「リビアン・オートモーティブ」の上場に伴う118億ドル超の株式評価益が寄与した。

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 アマゾンは決算発表に併せ、無料配送などの特典がある有料サービス「アマゾン・プライム」について、米国内で18日から年会費を20ドル、月会費なら2ドル引き上げると明らかにした。新型コロナウイルス禍を背景とした需要拡大で人件費や配送費がかさんでいるが、値上げで特典の拡充を図り、顧客基盤を強化するのが狙いだと説明している。