[北京 7日 ロイター] – 北京冬季五輪ショートトラック女子の有力選手、ポーランド代表ナタリア・マリシェフスカ(26)は7日、新型コロナウイルス検査を受けて自主隔離していたホテルで深夜3時に大会関係者の訪問を受け、救急車で大泣きすることになった状況を振り返った。

マリシェフスカはロイターのインタビューに、複数回受けた新型コロナウイルス検査で異なる結果が出たため、五輪への出場が二転三転する事態になったと説明。「トラウマが残るような」経験を強いられた結果、最終的に出場が認められたと明かした。

「私は救急車の中に座っていた。時刻は深夜3時。何が起きているのか分からず、大泣きした。全く安全には感じなかった」と語った。

「真夜中に来た人たちに外出できると言われ、5分後にはやっぱりできないとなった。私には理解できない多くの政治的なことがあると言われた。それが中国だと」と述べた。

北京では隔離施設の環境やプロトコルに対する抗議の声が高まっており、選手たちは食事、メンタルヘルス、検査、隔離からの解放に関する複雑な手順などに対して不満をあらわにしている。

アイスホッケー男子のフィンランド代表コーチは6日、マルコ・アンティラ選手の人権が尊重されていないとし、中国を批判。同選手はいい食事が提供されておらず、大きな精神的ストレスを強いられていると指摘した。