[ワシントン 10日 ロイター] – 米道路交通安全局(NHTSA)は10日、米電気自動車(EV)大手のテスラが米国で57万8607台のリコールを実施すると発表した。

NHTSAによると、音楽を車両外部に流す「ブームボックス」機能が、歩行者に車両の接近を知らせる警告音をかき消す恐れがあるという。

テスラがリコールを行うのは過去4カ月で10件目。

またこれとは別に、カリフォルニア州公正雇用住宅局(DFEH)は10日、テスラが人種差別を容認しているとして訴訟を起こした。

訴状によると、同州フレモント工場は人種別に分けられており、黒人労働者が仕事の割り当てや給与、昇進などで差別を受けているという。DFEHは同社従業員から何百件もの訴えが寄せられているとしている。