[ブリュッセル 13日 ロイター] – 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のティム・マクフィー報道官は13日、域内企業がロシアへの制裁措置に違反せずにロシア産ガスの代金を支払う方法について、これまでの指針を踏襲し、必要に応じてさらなる説明を行うために各国政府と連絡を取り合っていると述べた。

指針の更新に関する質問に対し「その件に関するわれわれの立場は揺るぎない」と指摘。「欧州委は指針の更新について話し合ったが、状況説明という点で全ての加盟国と対話を続けている。しかし、以前発表された法令とその法令がわれわれの制裁体制とどのように関連するかに関する指針に変更はなく、この問題について加盟国と緊密に協力し続けるという立場に変わりはない」とした。