[東京 23日 ロイター] – みずほフィナンシャルグループが23日開いた株主総会で、投融資ポートフォリオを2050年炭素排出実質ゼロを求めるパリ協定1.5度目標に整合させるための移行計画の策定・開示を定款に盛り込むよう求めた株主提案を否決した。

また、会社側が提案した取締役14人の選任議案に対し、修正動議が出されたが、提案通り可決され、修正動議は否決された。

総会では、自社株買いを求める株主からの質問に対し、木原正裕社長は、欧米での金融不安について「ここ1年位は、まだまだ霧が晴れない。氷山の一角かもしれない」との認識を示し「その先において、成長投資と還元のバランスを取っていきたい」と述べた。