[ジャカルタ/ワシントン/北京 13日 ロイター] – 米国務省は13日、ブリンケン国務長官が同日にインドネシアで中国外交担当トップの王毅政治局委員と会談し、相違点と潜在的に協力できる分野の双方を巡り「率直で建設的」な議論を行ったと発表した。

国務省のマシュー・ミラー報道官は「今回の会談は、幅広い問題にわたる米国の利益を明確にし、誤解や誤算のリスクを減らすことで競争を責任を持って管理するため、開かれた対話ルートを維持するための継続的な取り組みの一環だった」と述べた。

ブリンケン長官は台湾海峡の安定と平和維持の重要性を強調。また、双方はオープンな対話ルートを維持することで合意した。

このほか、米政府や米企業、米国民を標的にしたいかなる行動に対する懸念を表明し、「責任を追及するために適切な行動をとる」と伝えた。

中国の新華社通信によると、王氏はブリンケン長官に対し、米国は中国に対する内政干渉を控えるほか、中国の経済、通商、技術に対する抑圧をやめ、「違法で不合理」な対中制裁を解除する必要あると伝えた。

その上で、米中関係を正しい軌道に戻すには実務的な行動が必要になるとの考えを示した。

ブリンケン長官と王氏は東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合が開かれているジャカルタで会談。ブリンケン氏は6月に北京で王氏に会っており、2カ月連続での会談となった。