• 中銀政策決定の週、スペイン総選挙、日中韓の中銀総裁会合
  • 米半導体大手の警鐘、「バービー」が大ヒット
FRB本部ビル Photographer: Nathan Howard/Bloomberg

米連邦公開市場委員会(FOMC)は今週の会合で、政策金利を25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げると予想されていますが、市場の関心はその後の政策にあり、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言に注目が集まります。ただ、その次の会合は9月で、それまでに雇用統計も消費者物価指数(CPI)もそれぞれ2回発表を控えています。夏休みを挟み、利上げ打ち止め論争はしばらく決定打に乏しい展開になるかもしれません。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

政策決定週

主要中央銀行が今週、金融政策を決定する。FOMCは政策金利を25bp引き上げて、5.25-5.5%に設定する見通し。そうなれば、過去16カ月で11回目の利上げとなる。欧州中央銀行(ECB)も今週の25bp利上げがほぼ確実視される中、7月以降の政策計画についてラガルド総裁がどのように説明するのかに注目が集まる。日本銀行は例外で、インフレは日銀の2%目標を上回っているものの、植田和男総裁は景気支援を続けると、調査対象となったアナリストの80%余りが予想している。

保守へのシフト

23日のスペイン総選挙では、アルベルト・ヌニェス・フェイホー氏率いる保守の野党・国民党が最多議席を獲得したことが出口調査で明らかになった。同氏は極右政党ボックス(VOX)の協力を得て政権を担う見通しだ。マドリード時間午後8時の投票締め切り時点で発表されたGAD3の調査によると、350議席のうち、国民党は約150議席を獲得し、VOXは約31議席を得た。現与党の社会労働党は112議席を獲得する見込み。

4年ぶり

日本と中国、韓国の中央銀行トップは23日、横浜で開催された会合で最近の経済・金融動向について意見交換した。同3中銀が発表した。会合には日本銀行の植田和男総裁に加え、中国人民銀行を実質的に率いている人民銀共産党委員会書記の潘功勝氏、韓国銀行の李昌鏞総裁が出席した。日中韓の中銀総裁会合の開催は4年ぶりで、次回会合は2024年に中国中銀の主催で開かれる。

影響分析を

半導体大手の経営トップはバイデン政権高官に対し、中国への輸出制限による影響を分析し、新たな規制の前にいったん踏みとどまるべきだとの考えを伝えた。複数の関係者が明らかにした。インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)やエヌビディアのジェンスン・フアンCEO、クアルコムのクリスティアーノ・アモンCEOはワシントンで17日開かれた会合で、輸出規制は半導体産業における米国のリーダーシップを損ねる恐れがあると警鐘を鳴らした。政権当局者は耳を傾けていたが、何らかの約束をするには至らなかったという。

今年最高の興収

ファッション人形「バービー」の実写版映画が今週末、大ヒットを記録した。ワーナー・ブラザースの23日発表によると、北米の映画館で公開されたこの作品は、最初の週末の興行収入が1億5500万ドル(約220億円)となった。これは、4月に公開された映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の1億4640万ドルを抜き、今年最高。

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