[ニューヨーク 11日 ロイター] – 米ニューヨーク州のマンハッタン連邦地方裁判所の判事は11日、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディング創業者のサム・バンクマンフリード被告の保釈を取り消す決定を下した。

これによって、バンクマンフリード被告は10月2日に予定される審理まで収監されることになる。被告は昨年12月の逮捕以降、カリフォルニア州の両親の自宅に留め置かれていた。

判事は、バンクマンフリード被告が少なくとも2回にわたる証人に干渉したことを示す相当な理由があると指摘。保釈取り消しを不服として申し立てを行う間、拘留を延期するよう求める弁護士の要求も退けた。