22日、ソウルで開かれた「日韓交流おまつり」で披露された徳川家康と朝鮮通信使の舞台
22日、ソウルで開かれた「日韓交流おまつり」で披露された徳川家康と朝鮮通信使の舞台

 【ソウル時事】日韓の文化交流イベント「日韓交流おまつり」が22日、ソウルで開かれた。日韓関係の改善や円安の影響もあり、韓国は空前の「日本ブーム」で沸く。日本文化を体験したり、旅行情報を集めたりと大勢の人でにぎわっていた。

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 参加した堀井巌外務副大臣は「日本人観光客、韓国人観光客の数は、それぞれの国でトップを占めている。日本の地方の魅力にも目を向け、現地を訪れてほしい」と祝辞を述べた。

 会場には日本の観光名所や物産品を紹介する自治体のブースが設けられ、日本酒「乾坤一」が試飲できる宮城県のブースには長い列ができた。宮城県ソウル事務所の市川修所長は、県のトレッキングコースを紹介。「歩きに来て、お酒も楽しめる」とアピールした。