▽米下院、バイデン氏弾劾調査巡り13日採決の見込み=関係者<ロイター日本語版>2023年12月12日午前 10:08 GMT+91時間前更新

米下院、バイデン氏弾劾調査巡り13日採決の見込み=関係者

[ワシントン 11日 ロイター] – 米共和党が多数派を占める下院は、バイデン大統領に対する弾劾調査の正式承認に向けた採決を13日に実施する見込み。党指導部の関係者が11日、明らかにした。

共和議員の1人はこれより先、ジョンソン下院議長が14日に採決を行う計画について非公開の会合で話したと述べていた。他の党関係者も同様の見通しを示していた。

下院は14日中に年末年始の休会期間に入る。

下院共和党は、オバマ政権の2009─17年にバイデン氏が副大統領として参加した政策決定から同氏とその家族が不正利益を得ていると非難。また、同氏の息子で実業家のハンター氏に関する調査を司法省が不適切に妨害したとも非難している。同省は不正行為を否定している。

▽米共和指名争い、トランプ氏の独走続く=ロイター/イプソス調査<ロイター日本語版>2023年12月12日午前 8:48 GMT+9

Andy Sullivan

米共和指名争い、トランプ氏の独走続く=ロイター/イプソス調査

[ワシントン 11日 ロイター] – 11日までに実施したロイター/イプソス調査で、2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いでトランプ前大統領が同党支持層の支持率で圧倒的優位を維持した。

トランプ氏の支持率は61%と、他候補を大きくリード。デサンティス・フロリダ州知事とヘイリー元国連大使はともに11%だった。

その他の候補は実業家ラマスワミ氏が5%、クリスティー前ニュージャージー州知事が2%で、残る8%は態度を決めていないと回答した。

トランプ氏が抱える一連の刑事裁判が、共和党支持層にほとんど影響を及ぼしていないことも明らかになった。

連邦当局は2021年1月の連邦議会襲撃事件を巡りトランプ氏が20年大統領選の敗北を覆そうと支持者をあおったとして起訴している。この主張を信じるとの回答は共和党支持層の4分の1未満にとどまった。

また、トランプ氏に反対する党支持層が、対立候補の誰か1人の支持にまとまる兆しもない。ヘイリー氏の支持率は9月時点の4%から上昇しているが、トランプ氏との差はさらに開いた。

党候補指名争いの初戦であるアイオワ州の党員集会は来年1月15日に開かれる。