▽政府、特別国会の18日召集方針を国会の各派協議会に伝達 高市首相選出へ<産経ニュース>2026/2/13 11:16

衆院は13日午前、各派協議会を開いた。木原稔官房長官が出席し、特別国会の召集を18日とする政府方針を伝達。参院議院運営委員会理事会でも同様の方針を説明する。18日の衆参両院の本会議で首相指名選挙を行い、高市早苗首相(自民党総裁)を選出。第2次高市内閣が同日発足する。
与党は特別国会の会期を国会法に定められた通常国会と同じ150日間とする方向で、延長がなければ7月17日に閉幕する。
自民党は衆院選圧勝を受け、12日の各派協議会で、全ての委員長と審査会長のポストを与党に配分するよう求めている。野党は慣例に基づき一部を譲るべきだとして難色を示しており、引き続き協議する。
▽「まさに高市バブル」 自民がYouTube席巻、変わる選挙とSNS<毎日新聞>2026/2/13 11:00

「逃げません、ぶれません」。高市早苗首相が笑顔を交えながら語り掛ける自民党YouTubeチャンネルの動画広告が、公開された1月26日から2月7日午後7時までに1億5300万回以上再生されるなど、選挙戦の話題をさらった。
この動画以降、自民党チャンネルは数十本の動画を公開しているが、いずれもサムネイル画像やタイトルで高市首相の存在感が際立った。
それだけではない。YouTube上には衆院選期間中、第三者が特定候補に目を付けて動画を量産する「切り抜き」があふれていたが、自民党に関連する動画では高市首相を肯定的に取り上げる動画が急増した。
「まさに高市バブル」
立命館大の谷原つかさ准教授(社会情報学)はYouTube空間の様子をそう表現し、衆院選を振り返った。
切り抜き動画が「ジャック」
――昨年の参院選に引き続いて、今回の衆院選でもYouTubeなどの動画SNS(交流サイト)が存在感を増しています。
◆YouTubeは日本の選挙の風景を変えたと言っていいと思います。
2020年代に入ってから、選挙では特にX(ツイッター)の影響力が注目されてきました。しかしX上でどれだけ批判されても実際の選挙では自民が勝っており、Xのトレンドは投票結果とはあまり結びつきませんでした。
潮目が変わったのは24年です。東京都知事選でSNS動画が注目された石丸伸二氏が次点に食い込むという「石丸現象」が起き、続く衆院選で今度は国民民主党・玉木雄一郎代表がYouTube上などで支持を広げる「玉木現象」が起きました。昨年の参院選では参政党が同様のトレンドを作り出しました。
本人たちも多くの動画を配信しましたが、より決定的にYouTube空間で影響力を示したのは第三者による切り抜き動画です。
――切り抜き動画は有権者の投票行動に影響するのでしょうか?
◆いわゆる「切り抜き職人」たちが特定候補に目を付けて動画を量産すると、その候補者の動画が急増し、YouTube空間が「ジャック」されたような状態になります。結果として、少なからず投票行動に影響を与えている可能性があります。
<後半で読める内容は>
・「高市アゲ」動画が急増
・過去にもあった政治系動画の席巻
・YouTubeは今後も選挙戦の「戦場」に
・あふれる「切り抜き動画」への接し方
因果関係は検証が必要ですが、前回の参院選では20代など若年層で投票率が10ポイント以上上がっています。Xなどのテキスト情報ではリーチできなかった若年層に、YouTubeがリーチし、政治への入り口になった面はあるでしょう。
あふれる「高市アゲ」動画
――今回の衆院選で、各党のYouTubeでの選挙戦をどのように見ていますか。
◆私が観測している範囲でも、各…
▽衆院選結果を参院選に当てはめ試算したら…1人区で自民圧勝、野党が勝てるのは香川のみ<読売新聞オンライン>2026/02/12 16:46
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[データで振り返る 26衆院選]
今回の衆院選の結果を次回2028年夏の参院選(改選定数124)に当てはめると、改選定数1の「1人区」で、自民党が31勝1敗と圧勝することが読売新聞社の試算でわかった。野党は6党で候補者を一本化しても、勝てるのは香川選挙区のみとなる。
参院選では、全国32の1人区が全体の勝敗を左右する。石破政権だった25年の前回参院選では、自民は1人区で14勝18敗と負け越し、参院でも少数与党に陥落する要因となった。
試算では、自民候補に対し、中道改革連合、国民民主、共産、れいわ新選組、減税ゆうこく、社民の6党が候補者を一本化したと想定し、小選挙区での得票を自民と野党双方に振り分けた。与党系、野党系の無所属候補の得票もそれぞれに含めた。野党内での候補者の一本化が想定しづらい参政、日本保守、チームみらい3党の得票は加えず、衆院選で自民と競合した日本維新の会の得票も自民には含めなかった。
その結果、野党候補の得票が自民を上回るのは、中道改革の小川淳也氏と、国民民主の玉木代表が小選挙区を制した香川県だけだった。自民にとって、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」を解消した13年参院選の29勝2敗を上回る勝率となる。さらに自民と維新が候補を一本化した場合、香川でも与党候補が上回り、与党が1人区で全勝する試算となった。
対象の32選挙区は、今回の衆院選では112小選挙区にあたり、与党側が103議席(与党系無所属含む)、野党側が8議席を獲得した。自民と維新は85選挙区で候補が競合した。次回の参院選では、両党で候補者を一本化できるかも焦点となりそうだ。

