• 金委員長は核交渉に「極めて強い熱意」を示した-トランプ大統領
  • トランプ大統領と文在寅韓国大統領が国連総会開催中のNYで会談
A man watches a television screen showing a broadcast featuring North Korean leader Kim Jong-un
Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

トランプ米大統領は24日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が核プログラムを終了する取引をまとめたい意向を示唆したのを受け、同委員長と「そう遠くない将来に」2回目の米朝首脳会談を行うと述べた。

トランプ大統領は、国連総会が開かれているニューヨークで韓国の文在寅大統領と会談し、「金委員長との2回目の首脳会談をそう遠くない将来に行う」と言明。金委員長の「極めて強い熱意」がうかがわれると指摘した。さらに、2回目の首脳会談は6月にシンガポールで開催した1回目と同様の形式になる可能性が高いが、場所は異なる公算が大きいと付け加えた。

難航する非核化交渉が最近息を吹き返したのは、先週の平壌での南北首脳会談がきっかけで、金委員長は同会談で、米国が「相応の措置」を取ることを条件に主要なミサイルエンジン施設や寧辺の核施設を廃棄すると述べた。ただ、査察官に非核化プロセスの検証を認めるかどうかなど、多くの詳細は明らかにされていない。