【ソウル時事】韓国の康京和外相は3日、ソウルの外信記者クラブで会見し「韓国が歴史問題を国内政治に利用している」という日本での批判に対し、「そのような見方こそ、この事案(歴史問題)をむしろ政治的にみているのではないか」と反論した。

【地球コラム】かみ合わぬ隣国~韓国の「人権攻勢」と「日本軽視」~

 元徴用工らの訴訟で日本企業に賠償を命じた韓国最高裁判決に関し「多くの国民の念願が込められている」と主張。「国民の状況や司法府の判断を尊重していかなければならない」と説明した。1919年の「三・一独立運動」や「大韓民国臨時政府」樹立から100年を迎え「政府ができる限りの支援をして祝うのは、極めて当然だ」と強調した。