[ワシントン 17日 ロイター] – 米国家安全保障会議(NSC)は17日、米中の軍縮管理について、両国が実施を目指すのは「対話」であり「正式協議」ではないと明確化した。

サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は16日、バイデン大統領と中国の習近平国家主席が15日に行ったオンライン形式の首脳会談で、軍備管理を巡る対話の可能性を検討していくことに合意したと表明。

これについてNSC報道官は、サリバン氏の発言が過度に解釈されてはならないとし、中国との対話は米国がロシアと長年にわたり続けている軍縮協議とは次元が異なると指摘。中国と実施を目指すのは「対話」であり、正式な軍縮協議ではないと述べた。ただ、具体的にどのような形式で実施するのかは明らかにしなかった。