[ワシントン 1日 ロイター] – 米供給管理協会(ISM)が1日に発表した1月の製造業景気指数は57.6と前月の58.8から低下し、2020年11月以来1年2カ月ぶりの低水準となった。市場予想は57.5だった。

指数は50が景気拡大・縮小の節目となる。製造業は米経済の11.9%を占める。

内訳では、先行指標となる新規受注指数が前月の61.0から57.9に低下し、20年6月以来の低水準。低下は2カ月連続だった。

供給業者の納入を示す指数は64.6とほぼ横ばい。50を上回ると納入の遅れを意味する。

一方、仕入れ価格指数は前月の68.2から76.1に上昇。高インフレが当面続く可能性を示唆した。

雇用指数は53.9から54.5に上昇し、10カ月ぶりの高水準を付けた。