[9日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は9日、ロシアが年内に3000万トンの穀物を輸出する見通しで、いずれは5000万トンに拡大する用意があると表明した。

プーチン氏は安全保障会議で行ったテレビ演説で、国連とトルコの仲介によって締結したウクライナからの穀物輸出再開に関する合意について、ロシアや世界の低所得国が不利益を被っているという考えを改めて示した。

7月に締結した合意は、ロシアやウクライナが延長で合意しなければ、11月に失効する。

プーチン大統領は7日、ウクライナとの穀物合意を修正し、穀物を輸入できる国を制限したいとの意向を示していた。