[リヤド/ベイルート 2日 ロイター] – サウジアラビアは、5月19日に首都リヤドで開催予定のアラブ連盟首脳会議にシリアのアサド大統領を招待する方針だ。3人の関係者が明らかにした。

サウジのファイサル外相は、数週間以内にシリアのダマスカスを訪問し、アサド氏を正式に招待するという。

サウジとシリア政府はコメントの要請に応じていない。

ロイターは先月、関係筋の話として、両国がイスラムの断食月(ラマダン)明けに大使館再開で合意したと伝えた。サウジ外務省はこの合意については確認していないが、シリア外務省と協議中だとしている。

エジプトもアサド政権との関係改善に乗り出している。シリアのメクダド外相は1日、シリア内戦開始以降初めてエジプトを訪れてシュクリ外相と会談した。エジプト当局者によると、アラブ連盟復帰に向けた訪問で、サウジとエジプトが復帰のため仲介している。