【ドバイ・ロイター時事】ロシアによるウクライナ侵攻終結の主要原則に関する合意につながるとウクライナ政府が期待を寄せる協議が5日、サウジアラビア西部ジッダで2日間の日程で始まった。サウジの国営テレビが伝えた。協議には、米中やインドをはじめ約40カ国の高官が参加した。

 会合は、「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国に働き掛け、西側諸国を超えて支援基盤を築こうというウクライナの外交的取り組みの一環。ただ、ウクライナの代表を務めるイェルマーク大統領府長官は、話し合いは「難しいものになるだろう」との見通しを示した。ロシアは参加していない。