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ジャーナル(21日)、富裕税の行方

米政界のホープと目されているアンドレア・オカシオ・コルテス下院議員が、米大統領選でバーニー・サンダース候補を支持すると表明した。サンダース候補は動脈閉塞の治療を受けるために選挙活動を一時停止、支持率もウォーレン、バイデン …

ジャーナル(18日)、アスリートファースト

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が昨日、東京五輪のマラソン・競歩の会場を「札幌市に移すことに決めた」と、突然表明した。世界陸上が開かれたドーハで開催された各国オリンピック委員会連合(ANOC)総会で述べたもの …

ジャーナル(16日)、切り捨てられる高齢者

消費増税が実施されて半月が経過した。身の回りには特に変わった変化はない。強いて挙げればポイント還元だ、キャッシュレス還元だと、やたら“還元”の二文字が目につくことか。たまに買い物に行くと受け取ったレシートに消費税が記入さ …

ジャーナル(15日)、多発する自然災害の備えは?

台風19号による被害は日がたつに連れて拡大している。河川の決壊、氾濫、冠水が被害としては一番多い。長野県の千曲川、宮城県の阿武隈川など1級河川が決壊して大きな被害が出ている。地震、津波、水害。自然災害が多発する日本で毎度 …

ジャーナル(9日)、あいちトリエンナーレが騒々しい

表現の自由をめぐる日本人の知的レベルが、「あいちトリエンナーレ2019」で試されている。テーマは「表現の不自由展・その後」。8月1日に開幕したが3日後には抗議が殺到して展示を中止した。その展覧会が昨日再開されたが、河村名 …

ジャーナル(7日)、トランプ政権を翻弄する北朝鮮

週末にスウェーデンで米朝の実務者協議が行われた。8時間半に及んだ協議のあとで北朝鮮代表の金明吉(キム・ミョンギル)氏は大使館前で記者団に「交渉は決裂した」と発表した。これに対して米国務省のオルタガス報道官は北朝鮮側のコメ …

ジャーナル(3日)、関電の丸ごと“腐食”の構造

開いた口が塞がらないとは、こういうことを言うのだろう。関西電力が昨日行った記者会見で明らかになった事実は、世間の常識を完全に逸脱している。それは一言で言えば“腐食”だ。腐っている。それが10年近くにわたって続いてきた。総 …

ジャーナル(2日)、うごめく積極財政への模索

ECBのドラギ総裁が昨日アテネで講演、EU加盟各国の財政出動は十分でないとの見解を示した。そのうえで、「ユーロ圏全体として投資に主導された刺激策が最も効果的な対応となる」と述べ、各国政府に積極財政への政策転換を促した。ロ …

ジャーナル(30日)、これは奇跡ではない

ホイッスルが鳴った瞬間、フィールドで抱き合うフィフティーンを眺めながら、テレビ桟敷で涙が溢れてきた。こんな感動を味わったのはいつ以来だったろうか。鳥肌がたった。小刻みに体が震えているのが分かった。あれはいつのことだったの …

ジャーナル(27日)、内部告発は米国の健全性の証か

トランプ大統領がまたまたやらかしてくれた。ウクライナ大統領との電話会談で、来年の大統領選の民主党有力候補である前副大統領のバイデン氏に対する疑惑調査を依頼したというのだ。電話会談の記録が昨日公開されたが、民主党は弾劾の動 …

ジャーナル(25日)、怪我の功名

こういうのを怪我の功名というのだろうか。ブルーンバーグによると、「老後に備えて資産運用を始める動きが個人の間でじわり広がり始めた。掛け金が全額所得控除されるなど税制面でメリットのある個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ …

ジャーナル(24日)、“全世代”型改革の意味って何?

安倍政権は年金、医療、介護など将来の社会保障に対する国民の不安を取り除くため、全世代型社会保障検討会議を発足させた。第1回の会合を20日に実施、冒頭で首相は「一億総活躍を掲げる安倍内閣にとって、全世代型社会保障への改革は …

ジャーナル(20日)、排ガス規制の緩和とデング熱

今朝、NHKニュースをみて驚いた。「トランプ政権が国内で販売される自動車の排ガス規制を緩和すると発表し、環境対策よりも産業の保護を重視する姿勢を改めて示しました。そのうえで、温暖化対策に積極的なカリフォルニア州が持つ独自 …

ジャーナル(19日)、注目はFRB内の意見対立

連邦準備制度理事会(FRB)は17日、18日の両日にわたって開催された公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決定した。政策金利の引き下げは7月に続いて今年で2回目。それ自体は大方の予想通りでニュース価値はほとん …

ジャーナル(17日)、サウジの石油施設を攻撃したのは誰か?

14日、サウジアラビアの石油施設が何者かによって攻撃された。サウジと敵対するイエメンの親イラン武装組織フーシ派が直後に「無人機(ドローン)10機で攻撃した」と犯行声明を発表した。だが、米国はこれを無視して「攻撃がイエメン …

ジャーナル(13日)、それでも景気の先行き懸念は払拭されない

ECBが再び金融緩和路線に舞い戻った。昨日行われた理事会で市中銀行が余剰資金をECBに預け入れる際の適用金利である預金金利を、現行のマイナス0.4%からマイナス0.5%に引き下げた。またマイナス金利の拡大に伴う銀行への影 …

ジャーナル(12日)、安倍改造内閣の重要課題

安倍改造内閣がきのう発足した。小泉進次郎氏(38)の初入閣がメディアの格好の話題となっており、改造内閣の重点施策がかき消されている気がする。小泉氏の初入閣は結構なことだと思う。将来の総理・総裁候補がポストを得てどんな働き …

ジャーナル(10日)、ドイツも積極財政に転換か

9日付のロイター記事によると、ドイツ政府は連邦予算に含まれない形で、景気対策を講じる新たな公共団体の設立を検討しているという。なんということはない。厳格な財政規律を表向き維持しながら「影の予算」を創設し、国内経済のテコ入 …

ジャーナル(9日)、庶民の“リーマンショック”

11日に内閣改造と自民党の役員人事が行われる。事前の予想では安倍内閣の柱である麻生財務大臣、菅官房長官、二階幹事長の三人が留任する見通し。内閣改造自体は大幅になる見通しで、茂木経済再生担当相を外務大臣に起用する説が有力だ …

ジャーナル(6日)、チョグク・スキャンダルで透けて見えるもの

韓国のチョグク・スキャンダルをめぐる報道が連日怒涛のごとく日本のメディアで流れている。貿易管理の厳格化やGSOMIA破棄をめぐる日韓両政府の深刻な対立など、どこかに吹き飛んでしまったようだ。隣国のスキャンダルを面白可笑し …

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