News to The Future
最近の投稿
  • HOME »
  • 最近の投稿 »
  • 金融政策

タグ : 金融政策

ジャーナル(10日)、「世界インフレの謎」を読む

黒田日銀総裁も参考にしていると言われる渡辺努東大教授。その著書「世界インフレの謎」を読了した。帯には「日銀O B・物価理論のトップランナーが初歩から核心まで明快に説く!」とある。ディスインフレ傾向を強めていた世界の物価が …

ジャーナル(9日)、米景気の先行きをめぐる微妙な空気

6日に発表された12月の米雇用統計の解釈が微妙に揺れている。12月分の非農業部門雇用者数は事前の予想(ロイター、20万人増)に反して22.3万人増えた。失業率は3.5%に(11月は3.6%)に低下した。これだけ見ると労働 …

ジャーナル(22日)、孫が問う「こんなことをしていたら、円という通貨が紙くずになってしまうことに誰も気が付かなかったの」

きのう、日銀が金融政策決定会合で突如異次元緩和の部分修正を決定したことを受け、関係者の間で様々な議論が湧き起こっている。全ての議論に目を通したわけではもちろんない。賛成する人も反対する人もいる。それはそれで大いに結構なこ …

ジャーナル(21日)、「黒田異次元緩和」崩壊の始まり、国債変動幅拡大

日銀は20日、金融政策決定会合でY C C(イールドカーブ・コントロール)で許容している国債の利回り(金利)変動幅を、現行のプラスマイナス0.25%から同0.5%に拡大することを決めた。普通の生活者は興味も関心もないだろ …

ジャーナル(20日)、中曽前日銀副総裁、「世界の経済秩序は変わりつつある」

日銀前副総裁の中曽宏氏の発言を昨日ロイターが記事にしている。タイトルは「日銀、今は引き締め方向の行動取りにくいだろう=中曽前副総裁」。中曽氏といえば時期日銀総裁の有力候補。次期日銀総裁の人選が大詰めを迎える時期だ。メディ …

ジャーナル(1日)、パウエル議長講演の“読み方”

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が今朝方未明、ワシントンのブルックリン研究所で講演した。ポイントは「早ければ12月にも利上げペースを縮小する可能性がある」との認識を示したことと、「インフレとの戦いはまだ終わってお …

ジャーナル(14日)、円急落は日本の弱体化に起因

円相場が急落している。朝日新聞デジタルによると、きのうは一時、1ドル=135円20銭台をつけた。これは1998年10月以来、23年8カ月ぶりの円安水準だという。1998年といえば日本はバブル崩壊の後遺症で長銀や日債銀とい …

ジャーナル(10日)、E C Bも7月利上げへ、孤立するB O J

欧州中央銀行(E C B)がきのうの理事会で7月に利上げに踏み切ることを決めた。手はじめに量的緩和措置として実施していた「資産購入プログラム(APP)」を7月1日に終了する。E Uの物価は5月に速報値ベースで前年同月比8 …

ジャーナル(8日)、日米中央銀行・前現トップ2人、謝罪の“違い”

期せずしてというべきか、日米中央銀行の前現トップ2人がきのう、議会で謝罪した。イエレン氏(現財務長官)は昨年、インフレは「一時的」との見解を長期にわたって維持した。この認識が間違いだったと認めて謝罪した。一方、黒田東彦日 …

ジャーナル(11日)、「日銀は政府の子会社」発言、安倍元首相の“的外れ”

けさネットでニュースを検索していて面白い記事を見つけた。安倍元首相が「日銀は政府の子会社」と発言したというのだ。子会社の日銀が政府の借金を肩代わりしてくれる。だから国債の残高が1000兆円を超えても「心配する必要はない」 …

ジャーナル(20日)、円売り加速、内外金利差というより「日本売り」

円相場が急落している。きのう1ドル=128円台に乗せたと思ったら、けさは129円台の取引になっている。理由はいろいろある。コロナ禍にロシアによるウクライナ侵略が重なって原油が高騰、食糧不足に伴う農産品価格の急騰、サプライ …

ジャーナル(30日)、長短金利が逆転した米国、日銀は「指値オペ」で孤立

きょうは、ちょっとマニアックなテーマに関する雑駁な考察。ブルーバーグ(BB)によると、米国の債券市場できのう、2年物国債の流通利回りが10年物国債を上回る逆転現象が発生した。いわゆる長短金利の逆転というやつで、2年債と1 …

ジャーナル(14日)、ウクライナ戦争と金融当局の見解

ロシアのウクライナ侵攻の陰に隠れているが、世界経済にとって目先喫緊の課題は騰勢を強めるインフレにどう対応するかだ。その答えを見極めるための会合が今週あいついで開かれる。最も注目されるのは米国のFOMC(公開市場委員会)。 …

ジャーナル(9日)、当局者は「実際に何が起きていて、どうなるか分かっていない」

米債権市場できのう、10年国債の利回りが1.96%まで上昇した。世界中の中央銀行が目標とする物価目標(2%)に限りなく近づいていきた。金利は物価に連動して上がったり下がったりする。長期国債の利回り水準は金融当局が誘導しよ …

ジャーナル(17日)、イングランド銀行、利上げに踏み切る

きのうは急激にタカ派に転向したパウエルFRB議長に驚いたが、きょうはイングランド銀行(中央銀行)が利上げに踏み切ったと言うニュースに仰天した。インフレが高止まりの様相を強めている中で、各国中央銀行が金融緩和から金融引き締 …

ジャーナル(12日)、地方金融機関ではなく地方の活性化策が必要

日銀が地方金融機関に対する支援策をまとめた。地銀や信金が保有する日銀当座預金に0.1%の追加的な付利を行うというもの。菅政権が掲げる地方金融機関の再編・強化策を意識した方策である。首相はすでに「地方金融機関は多すぎる」と …

ジャーナル(16日)、パウエルFRB議長のビックサプライズ

けさニュースをみて、最初は何のことだかまったくわからなかった。パウエルFRB議長が、政策金利をゼロにしたとある。たしか連邦公開市場委員会(FOMC)は17日からのはずだったが、政策金利を引き下げた?はて、どういうこと?何 …

ジャーナル(22日)、世界は果てしなく変化する

日銀、ECBなど主要な中央銀行が中銀デジタル通貨(CBDC)発行の活用可能性を評価するためグループを設立した。ブルームバーグによると「(中銀は)新しい技術のほか、米フェイスブック(FB)の暗号資産『リブラ』といった民間部 …

ジャーナル(13日)、私は「フクロウになる」

きょうのニュースはこれだ。ECB総裁に就任したラガルド氏が、初めての定例理事会後に語った言葉だ。同氏は記者の質問を受けて以下のように答えた。ちょっと長いがロイターから引用する。「ラガルド新総裁は就任後初の記者会見の冒頭で …

ジャーナル(31日)、FRB声明の“監視”が意味するもの

FRBは昨日3回目の利下げを決定した。下げ幅は0.25%。大方の市場関係者が予想した通りの結果である。想定外のこともサプライズもなし。ただし、今後の見通しについてはちょっとした波紋も広がっている。FOMC終了後に発表され …

« 1 2 3 4 »
PAGETOP
Copyright © ニュースで未来を読む All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.